
この記事ではカフェインがパニック障害(脳)に与える影響について紹介します!
こんにちは、カフェイン断ちを始めて早4カ月のたっきーです!
私は不安感が強く、いつもと違うことをするのが過度に緊張してしまいます。
こういった症状は簡単に言えば脳の誤作動とも言われています。
実はカフェインが脳の誤作動を引き起こす原因となっている可能性があることが明らかになっています。
私もコーヒーが大好きで、以前は1日に5杯は飲むような生活をしていましたが、少しでも症状改善につなげたいという思いでコーヒーを飲むことをやめました。
この記事では「脳、自律神経にカフェインがどのような影響を与えるのか?」
「カフェイン断ちをしてみて、どのような結果が出ているのか?」を紹介します。
同じような症状でお悩みの方に、少しでも役立てばうれしいです。
カフェインとは?
カフェインは、アルカロイドの1種であり、プリン環を持ったキサンチンの誘導体として知られている。興奮作用を持ち、世界で最も広く使われている精神刺激薬である。
カフェインは、アデノシン受容体に拮抗することによって覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示す。

競走馬のドーピングでカフェインが使われることもあるんだよ!

それはカフェインの興奮作用を利用しているんだね。
カフェインが含まれるもの
コーヒーから分離されカフェインと命名された。
主に、コーヒー飲料、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラや栄養ドリンクなどの飲料、チョコレートなどにカフェインが含まれる。
一方で、妊娠期や過敏体質によりノンカフェインコーヒー、麦茶などカフェインを含有しない飲料の需要もある。
医薬品では総合感冒薬や鎮痛薬に用いられる。
wikipediaより
最近、サラリーマンや若者が、飲んでいる姿をよく見かけるのがエナジードリンク。
眠気覚ましや気合を入れたいときなどに飲まれるようです。
しかし、このエナジードリンクにはたくさんのカフェインが入っています。
カフェインの副作用
副作用として不眠、めまいなどが含まれる。
減量あるいは中止による離脱症状として、頭痛、集中欠如、疲労感、気分の落ち込みなど吐き気や筋肉痛が、ピークがおよそ2日後として生じることがある。
アメリカでは、エナジードリンクの摂取量が多い人ほど、うつや薬物・アルコール乱用の問題を抱えていることが判明しています。
ですから、エナジードリンクの摂取量を規制し、カフェインの多量摂取に歯止めをかけようという動きもあるそうです。
カフェインとパニック障害
カフェインはパニック発作を引き起こす物質であることはあちらこちらで言ってきた。
コーヒー5杯分のカフェインを摂ると半数以上のパニック障害患者は発作を起こすことがわかっているのジャ。
カフェインは脳内のアデノシンという神経伝達物質の働きをストップさせる作用がある。
アデノシンはパニック発作を引き起こすノルアドレナリンのブレーキ役であるので、カフェインはパニック発作を誘引するのジャ。
コーヒーよりもカフェイン含有量の高い紅茶を飲んでも発作が起きないのはなぜかという声を時々聞く。
それはジャ! 表を見てくだされ。茶葉や豆の段階では、カフェイン含有率はコーヒーが1.3%と最も低い。
しかし、カップー杯分に使う量が多いので、結果的に1回に飲む量のカフェインはコーヒーが一番多くなるのジャ。
コーヒーの中でもエスプレッソやインスタントコーヒーは比較的カフェイン含有量は少ない。
エナジードリンクや眠気覚まし用のドリンクは、コーヒー・ココア類、茶類よりも更に多くのカフェインが含まれているものがあります。
例えばエナジードリンクなどは、缶や瓶 1 本当たりにすると、コーヒー2 杯分に相当するカフェインの量を含むものもあります。
食品安全委員会より
フィンランド食品安全局(EVIRA)は、2016(H28)年に、北欧諸国における子供と青少年に対するカフェインのリスク評価を行い、少量のカフェインでも次の副作用があることが示されました。
耐性の増加、禁断症状、不安、イライラ感などです。
成人では少量のカフェイン(体重 60 kg で約 85 mg)でも睡眠障害が生じる可能性がある。
カフェインは中枢神経系を刺激し、睡眠への導入を妨げ、睡眠の質や時間に悪影響を及ぼす。
食品安全委員会より
カフェインと自律神経
カフェインには覚醒作用があり、眠気覚ましや頭をシャキッとさせて、脳や身体に活を入れてくれるイメージがあります。
覚醒作用で、脳の交感神経を活発にするので、元気がでるように感じます。
しかし、カフェイン摂取を頻繁に繰り返すということは、無理やりスイッチを入れて身体を酷使するような状態ですから、脳の自律神経や身体にとって良いことはありません。
自律神経のバランスが崩れてしまうこともありうるのです。
自律神経のバランスが崩れるとうつ病、パニック障害、不眠などストレス症状へと繋がってしまいます。
カフェインの摂取量の目安は?
ではカフェインの1日の摂取量目安はどのくらいだと思いますか?
欧州食品安全機関(EFSA)では習慣的なカフェインの摂取について、妊婦を除く健康な成人で400 mg/日以下であれば健康リスクへの懸念は生じないとしています。
妊婦については、習慣的なカフェイン摂取200 mg/日以下であれば、胎児に健康リスクは生じないとしています。
授乳中の女性については、1回当たりのカフェイン摂取200 mg以下、習慣的なカフェイン摂取200 mg/日以下であれば、健康リスクは生じないとしています。
コーヒー1杯200mlならば約120㎎のカフェインが含まれているので、1日3杯ならば大丈夫ということになります。
4カ月間カフェイン断ちした感想

たっきーはカフェインを取るのを止めたんだよね?

4カ月くらいカフェインはほぼ口にしてないよ。
目に見えるような結果はないけど、自分の感覚的な部分で症状が緩和したと感じてるよ。

カフェイン断ちは続けていくの?

続けるよ!コーヒー大好きだったけど飲まなくても全然大丈夫になった。
カフェインの中毒性って結構強いんだなと感じた。
パニック障害の人の脳にカフェインは良くないと思うよ。
まとめ
ここまでカフェインについて調べてきました。
カフェインはコーヒー、お茶、コーラ、エナジードリンク、薬品(風邪薬など)など色々なものに含まれています。
とりわけ気をつけたいのが、エナジードリンクです。
商品によっては多量なカフェインが含まれているので注意しましょう。

やはりパニック障害で悩んでいる人は極力カフェインは避けた方がいいと思うよ!

ちなみにカフェインにも良い作用も下記に紹介するよ!
- 血管の縮小作用(頭痛の緩和)
- 脂肪の分散作用
- 抗酸化作用
特に2と3については女性にはうれしい作用ですね。
カフェインは摂取しすぎずに上手に付き合っていきましょう。

コーヒーやお茶系もノンカフェインのものが販売されていますので活用するのも良いですね!