布団でスマホが不眠をもたらす!テクノストレス依存症で睡眠障害に!?

テクノストレス
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「暇さえあれば、ついついスマホをみてしまう…」

あなたも心当たりはありませんか?

やることがないとき、ちょっとした休憩時間などついついスマホを見てしまいます。
少しの時間と思っていたのが気づくと1時間見てしまったなんてことありますよね?

ついついスマホを見てしまう習慣ですが、夜寝る直前までやっていませんか?

もしあなたが布団の中で寝る直前までスマホを見ているのであれば要注意です!
最近ではスマホが「テクノストレス」と言われるストレスの一種とされていて、自律神経の乱れを引き起こし、不眠症などの原因になると言われています。

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不眠・睡眠障害の原因となるテクノストレスとは

テクノストレス

とても便利なので、ついつい見てしまうスマホですが、いったいなぜ自律神経の乱れを引き起こすのか?

まずはテクノストレスについて説明します。
テクノストレスは、「テクノ不安症」「テクノ依存症」の2通りが挙げられます。

テクノ不安症

パソコン、スマホが苦手で、操作などがストレスになってしまうのがテクノ不安症です。
苦手で操作がうまくできないことで生まれるストレスのことです。

テクノ依存症

パソコン、スマホに依存してしまうのがテクノ依存症です。
パソコンに依存しているあまりに、手元にパソコン、スマホがないと不安になったり、
落ち着かなくてソワソワしてしまったりするのがテクノ依存症です。

不眠など睡眠障害の原因になるのはテクノ依存症

それではなぜパソコンやスマホの画面を見ていることで自律神経の乱れにつながるのでしょうか?

それはパソコンやスマホの画面から発せられるブルーライトという光が脳に過剰な刺激を与え、脳が疲労して眠れなくなってしまうことが原因なのです。

睡眠のためには、脳内でメラトニンを分泌をさせなければいけません。
しかし、睡眠にとって重要なメラトニンは明るい光が苦手なのです。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、睡眠時は副交感神経が優位な状態でないといけません。
逆に仕事や運動などの時は交感神経が優位な状態になるのですが、布団の中で就寝直前までスマホを見ていると脳が眠りモードに入れなくなってしまいます。
スマホの画面のブルーライトの明かりが原因で交感神経が優位な状態になってしまうのです。

重症化すると不眠症に陥ってしまいます。

自律神経の乱れについて詳細を別記事でまとめました。

自律神経の乱れとは?整えるための方法まとめ【セルフケア】
めまい、動悸、息苦しさなどの症状で悩んでいませんか? こういった症状は自律神経が乱れにより引き起こされます。 自律神経が乱れる原因や自律神経を整えるための方法をまとめましたので症状改善の第一歩に自律神経についての知識をつけましょう。

テクノストレス不眠の多くは若年者

テクノストレス

テクノストレス不眠を訴える人はここ10年ほどで急増しています。
特に20歳未満の若い世代に多いのが特徴です。
誰しも経験があると思いますが、夢中になって朝方までゲームやネットをしているというのは心身にとってよくないのです。
人間の身体には明るい光が目に入ると脳が覚醒するように遺伝子レベルで組み込まれています。
夜中にゲームやネットをしているときの脳は覚醒状態ですのでまったくリラックスできていないのです。

眠れなくなってしまうのも当然ですね。

テクノストレスの改善方法は?

まずパソコン、スマホからいったん離れて目や脳を休ませましょう。
就寝前1時間くらいからパソコン、スマホ、テレビは見ないようにしましょう。

質の高い睡眠を取ることは心身の健康につがります。
規則正しい生活リズムを送り、バランスの良い食事でしっかりと栄養を摂りましょう。
そして、身体を動かすことも大切です。
ウォーキングなど無理なく自分に合った、適度な運動をしましょう。

まとめ

改善のポイント

  1. ウォーキングなど適度な運動をする
  2. パソコン、スマホの時間を減らす
  3. 就寝1時間くらい前にはパソコン、テレビ、スマホなどの画面を見ない

テクノストレス、特にテクノ依存症は不眠、睡眠障害の原因となることがよくわかりました。

不眠症に陥ると、自律神経が乱れて、心身のバランスがくずれてしまい、うつ病やパニック障害などストレス症状の発症につながってしまう場合もあります。

そうなる前に一度生活習慣を見直してみることをオススメします!